薬剤師パートの入れ替わりが激しい現実とその対応策

薬剤師パートの入れ替わりが激しい現実とその対応策

新聞やホームページで薬剤師の離職率が高いという情報が報告される場合があります。 保険薬局業全体でみると薬剤師の入職率は約14パーセントで離職率は約9パーセントというデータがあります。 (平成23年6月株式会社ニグジット総研MMPR事業部の報告による)

これは平成22年度厚生労働省が発表した一般の離職率12.9パーセントよりも低いことを示しています。 決して薬剤師の離職率は高いとは断言できません。 注目したいのは入職率が転職率よりも5パーセント高いことであります。

薬剤師労働マーケットが売り手市場であることを示す指標になっているのです。 しかし、薬剤師パートの入れ替わりは現実にみると激しいですから、この点について説明をしておきましょう。

冒頭のニグジット総研での調査によると離職率は他業種と比較すると高くないと考えられますが、パート勤務に限定してみた場合の離職率は21パーセントとなり、5人に対して1人が退職している比率となり、随分と離職率が高くなります。

厚生労働省のデータによると薬剤師の中の女性の占拠率が約61パーセントであることと、薬剤師の年齢別の構成比率を分析してみると30歳代で一度下がることから判断して、結婚・出産・育児のタイミングで退職される女性が多いとみられます。

離職率21パーセントに対し薬剤師パートの入職率は24パーセントで離職率を3パーセント程度上回る程度になっています。 大雑把に考えると薬剤師のパートは常に5人に1人が入れ替わっている流動的な状態が形成されており、退職した人の代わりはすぐに補充されるようになっています。

こんな状態ですから、常に誰かが次の仕事先を待っていることになり、採用については早い者勝ちになってしまうのです。 だから有利に就職活動するためには、少しでも早く大量の求職情報を入手しなければなりません。

以上、薬剤師パートの入れ替わりが激しい現実をご紹介しました。 対応策としては、大量の求人案件を持っていて、マッチングまでケアしてくれる薬剤師専門の人材紹介会社に登録して就職先を探してもらうのが一番効率が良いでしょう。

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